感情に振り回されない人になる──「反応しない練習」がくれた心の余白と再起動のヒント

冷静なつもりが、ムスメのSOSと夫とのすれ違いに心が揺れた──そんな私を立て直してくれたのが、この1冊でした。
秋山ゆかり 2025.12.29
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2025年も、もうすぐ終わりますね。 この1年、あなたにとってはどんな年でしたか?

私は、何度もこの言葉に立ち戻りました。

「すべての悩みを根本的に解決できる方法があります。それは――"ムダな反応をしない"ことです。」(草薙龍瞬『反応しない練習』より)

あぁ、そうだった。私にはこの本があったんだ。
そう思いながら、何度も何度もページを開きました。

合理的に考えるのが得意な私が、悩みで動けなくなる──そんな年でした。病気が見つかりドタバタの中で手術をしたこと、ムスメの学校で起きた暴力事件、夫との関係の軋み、年末に起きた事故による足の骨折…。ひとつひとつは乗り越えられると思っていたけれど、全部重なると、さすがに心が折れそうになりました。

でも、そのたびに思い出したのです。
「私たちは"反応"してしまうから苦しいんだ」という、ブッダの2500年前の教えを。

年末には、いつも本の整理でBOOK OFFに大量にダンボールを出しますが、この本だけは、その中に入れなかった私のバイブル的存在です。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、4651文字あります。
  • 挫折を知る著者だからこそ、言葉に血が通っている
  • 心の反応に気づく──静けさが生まれる第一歩
  • 承認欲求という名の呪縛──七つの欲求を知る
  • 「判断しない」という逆説的な自由
  • 実践のための具体的な技法
  • 忙しい私たちが、なぜ「反応しない練習」を必要とするのか?
  • 実践の壁──それでも、この本が価値を持つ理由
  • 「静かな心」から始める2026年へ──なぜ今、この本が必要なのか

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