「誰に入れる?」の前に考えたい、私の議員の選び方

選挙って正直、迷いませんか?でも、投票って「未来の生き方」を選ぶことでもあるんです。子育てや働き方に悩んだ私が、大事にしている「議員の見方」、お伝えします。
秋山ゆかり 2026.01.21
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選挙は「どう生きたいか」を問い直す時間

選挙があるたびに、周囲から「誰に投票したらいいと思いますか?」と聞かれます。
けれど、私はいつもこう答えます。
「それを考える前に、まずあなたがどう生きたいかを考えてみてください」

選挙は「誰が正しいか」「どの党が優れているか」を決めるものではなく、私たち一人ひとりが「どんな社会を生きたいか」を問う機会です。

ムスメを育て、家族の介護を経験し、大企業で経営幹部、コンサルタントとして経営者やリーダーと伴走してきた私は、日々の暮らしの中で、制度や政治の影響を痛いほど感じてきました。

子育て支援の手薄さ、障害者福祉の不均衡、働き方の非合理性、教育機会の格差。 これらは、大きな政治の話ではなく、明日の私たちの生活に直結する問題です。

たとえば、ムスメがまだ小さかったころ、仕事と育児の両立に悩んでいたとき、保育制度の不備が生活を直撃しました。 病児保育の空きがなく、重要な会議を何度も諦めたこと。 障害のある家族の医療費控除の手続きが、想像以上に複雑で時間がかかったこと。 働き方改革と言いながら、現場では長時間労働が改善されなかったこと。

これらの経験が、私に政治を「遠い世界の話」とは思えなくさせました。 だからこそ、私は政治を身近に捉え、議員を選ぶときも、感情ではなく、論理と思考で、イメージではなく、信頼と覚悟で、未来を託せる人を選んでいます。

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