壊れたとき、私は何を削らなかったのか——感情資源を守る3つの戦略

成果が出ているのに、喜びが薄い。その違和感は、感情資源の枯渇かもしれない。削る前に、順番を変えるという戦略を考える。
秋山ゆかり 2026.02.25
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月曜に書いた通り、感情は資源です。そして資源は、使いすぎれば枯渇する。

恩蔵絢子著『感情労働の未来』は、感情が意思決定の中枢であることを脳科学で証明しました。しかし本書が本当に怖いのは、その中枢が「壊れうる」と明確に書いている点です。感情の疲れは、身体の疲れと違って自覚しにくい。「大丈夫なふり」を続けるうちに内面化され、自分が何を感じているのかすらわからなくなる。

では、壊れたとき、どうするか。

削るのか。鍛えるのか。拡張するのか。

今日は、その実装編です。

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