中断されても、また戻れる――私が仕事を「分解」している理由
子どもの体調も発作も、親の都合では動かせない。だから私は、仕事を工程に分け、戻る場所を先に作る。それでも、付加価値を生む部分だけは効率化しない。
秋山ゆかり
2026.03.18
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前回の書評「時間に追われる私がたどり着いた、「フローに戻る力」という考え方」で、私はこんなことを書きました。
集中とは、切れないことだけではない。
戻れることでもあるのではないか。
では、その「戻る力」を私はどうやって支えているのか。
今日は、その実務の話を書いてみたいと思います。
結論から言うと、私は仕事をひとつの塊としては持ちません。
工程に分け、論点に分け、さらに「どこで自分の付加価値が出るのか」まで見てから仕事に入ります。
これは最近思いついた小技ではありません。
土台にあるのは、25年以上前にBCGで叩き込まれた仕事の見方です。
当時、仕事は常に「流れ」で捉えるものでした。
キックオフ、インタビュー、分析、ミーティング、パッケージ作成、プレゼンテーション。
今、自分がどこにいて、次にどこへ進み、その作業が最終アウトプットの何につながるのかを、常に意識する。
さらに、ただ細かく分けるのではなく、どこは効率化し、どこは絶対に削らないかを見極める。
私は今も、その感覚で仕事をしています。