時間に追われる私がたどり着いた、「フローに戻る力」という考え方
仕事も子育ても、削れるものはかなり削ってきた。それでもなお時間に追われるのはなぜか。吉川ゆりさんの本を読みながら、私は「中断される前提の人生」に必要な集中のかたちを考えました。
秋山ゆかり
2026.03.16
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「時間がないんです」
そう言うと、すぐに「何を減らせますか?」「もっと手放せませんか?」という話になりがちです。
もちろん、それは大事です。私自身、タイムマネジメントの本もかなり読み、仕事でも家庭でも、効率化できるものは相当効率化してきました。調理時間は一時期、1週間80分まで切り、家庭運営も見える化してきました。
それでもなお、私は時間に追われます。
だからこそ、吉川ゆりさんの『なぜ、あなたは時間に追われているのか』は、単なる時間術の本としてではなく、ここまでやってなお追われる人間として、真剣に向き合う必要がある本だと感じました。
中でも特に心に残ったのが、第3章に出てくる、属人化した仕事にこそ集中せよ、そしてフローに入ることの重要性という話です。ここは、私にとってとても面白く、同時にかなり切実でもありました。
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続きは、3815文字あります。
- 雑務ではなく、本当に重要な仕事に集中する
- でも、「子どもがいない時間」がない
- 必要だったのは、「フローに戻る力」だった
- 「属人化した仕事」は、仕事の側にだけあるわけではない
- 切れるものは切った。それでも残るものがある
- 中断込みの知的生産という考え方
- この本が、私に残した問い
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