「自走する人」は、ひとりで走っているわけではない——迷ったときに相談できる関係のつくり方

任せることと、放っておくことは違います。家庭と職場で試してきた、見通しを渡す関わり方について書きました。
秋山ゆかり 2026.07.08
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「自走できる人」という誤解

「自走できる人がほしいんです」

管理職や経営者の方と話していると、何度も耳にする言葉です。

指示を待たない。
自分で考えて、自分で動く。
いちいち報告や確認を求めない。

そういう人材が評価される場面を、私も数えきれないほど見てきました。

でも、この「自走」という言葉を聞くたびに、私は少しだけ立ち止まります。

自走とは、本当に、ひとりで走ることなのでしょうか。

子育てにおいても同じです。

「自分で考えて勉強できる子」
「言われなくてもやる子」

こうした姿は、親にとって理想のように語られます。

けれど、私自身の経験を振り返ると、自走できていた時期ほど、実は誰かに相談していました。

そして、自走できている人の周りには、必ずと言っていいほど、「見通しを渡す人」がいたように思うのです。

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