流れを変えるのが苦手な私たちへ——ムスメが決めた「水曜リセットデー」

がんばっているのに、うまく休めない。「何もしない」ことが、こんなにも難しいのはなぜでしょうか。ある本との出会いが、私たちの時間の使い方を少し変えました。
秋山ゆかり 2026.02.09
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ムスメが学校へ行かなくなって、4か月が過ぎました。

正直に言うと、「不登校になっちゃって!」という種類の心配は、ほとんどありませんでした。 それよりも私の中で圧倒的に大きかったのは、ムスメの心と体をどう守るかという一点でした。

事件のあと、彼女はほとんど食事がとれなくなりました。 今は少し波があって、食べられる日も、まったく口にしない日もあります。 でも、不登校という状態そのものよりも、 「この子の心と体が壊れないこと」のほうが、私にとってはずっと大事でした。

学校に行かなくなっても、彼女の生活は、意外なほど整っていました。

朝は時間通りに起きる。
朝ごはんを食べる。
 朝ドラを観る(ここだけは学校とは違いますが)。
そのあと、自然に机に向かって勉強を始める。
お昼まで勉強をして、お昼ごはん。
午後は、習い事や塾に行くまで自由時間。

形式だけ見れば、学校に行っている日常と、そう変わらない。
彼女なりに、自分の生活を守ろうとしていたのだと思います。

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続きは、3268文字あります。
  • 「集中できない」と泣き出す日
  • 本屋で、ムスメが立ち止まった棚
  • 公園で読む、という選択
  • 「流れを変えるのは、苦手」
  • 「私は、水曜にする」
  • 99%つらくても、1%の希望を見る
  • 整える、は小さくていい
  • リセットは、呼吸を取り戻すための知恵

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