「この1冊」が、未来を考えるきっかけになる──本好きが贈るアドベントカレンダー
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12月に入ると、「問い」が浮かんできます。
年の瀬が近づいてくると、私はいつも、少し立ち止まりたくなります。
仕事に子育てに、慌ただしく過ぎていった一年。
でもその節目にふと、「子どもが大きくなる頃、世界はどうなっているんだろう?」と問いが浮かぶのです。
AI、地政学、医療、気候変動、人口減少……未来の話題は日々のニュースにも溢れています。でも、それらがどんなふうにつながり、どこに向かっているのか。断片的な情報は入ってくるけれど、全体像が見えないまま日々が過ぎていく。そんなもどかしさを感じることはないでしょうか。
親として、働く大人として、「未来を読む力」はますます必要になっていると感じます。子どもに「これからどうなるの?」と聞かれたとき、目の前の仕事で判断を迫られたとき、不確実な時代を生き抜くための羅針盤が欲しいと思うのです。
12月という月は、一年の終わりであると同時に、新しい年への入り口でもあります。クリスマスのアドベントカレンダーが、毎日ひとつずつ小窓を開けながら特別な日へと近づいていくように、私も12月を「未来への扉を、少しずつ開いていく月」にしたいと思いました。
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- 12月を、本を通じた「未来との再会」の月に。
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