子どもに出したお金に、口を出さない覚悟はありますか?
お金を出してもらえば、そこには出した人の意向がついてくることがあります。「顔色をうかがわないお金」という言葉から、父の留学、自分の学び、そして今ムスメに出している教育費について考えました。
秋山ゆかり
2026.09.28
読者限定

筆者1歳の誕生日(ニューヨーク)
今朝、ムスメが読んでいる『毎日小学生新聞』を読んでいて、手が止まりました。
国境なき医師団の看護師、白川優子さんのお話です。
そこで出てきたのが、「顔色をうかがわないお金」という言葉でした。
国境なき医師団は、活動資金の9割以上を個人をはじめとする民間からの寄付でまかなっています。2025年度の国境なき医師団日本では、収入の99.8%が個人を中心とする民間からの寄付でした。
なぜ、資金の独立性にそこまでこだわるのか。
お金を出してくれる特定の国や組織の意向に左右されず、自分たちで医療ニーズを判断し、必要だと考える場所に援助を届けるためです。
いわば、「色のついていないお金」を集めることで、自分たちで使い道を決められる。
それを読んで、私は国際援助とはまったく違う、わが家のお金のことを考え始めました。
この記事は無料で続きを読めます
続きは、3220文字あります。
- 父の留学を変えた、母のひと言
- 私にも「色のついたお金」があった
- 今度は、私がお金を出す側になった
- お金と一緒に、決める権利まで渡せるか
すでに登録された方はこちら