ぎっくり腰で見えた“隠れスペック”――夫はなぜ突然、動き出したのか?

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想定外のシステムダウンで発動した「緊急時モード」
皆さん、こんにちは。
先週アナウンスした、家族PMプロジェクト第2章、“行動の合意形成”をテーマお届けする予定でしたが、今回は予想外の展開をお伝えします。
ムスメの学校のPTAイベント中に、私がぎっくり腰になりました。
これまでの連載を読んでくださっている方なら、「あぁ、またワンオペで大変な思いをするんだろうな」と思われるかもしれません。実は、私もそう覚悟していました。
でも、今回は違ったんです。
LINEの返信速度に見る「システム改善」の成果
ぎっくり腰で動けなくなった私が恐る恐る夫にLINEを送った時のこと。
以前なら、「既読スルー」が基本スペックだった夫から、速攻で返事が来ました。
「大丈夫?迎えに行く?それよりも鍼の予約したほうがいいんじゃないの?送ろうか?」
え?この人、誰?
私が根性で学校の外まで出ると、自転車に乗った夫がお迎えに来ているではないですか。
「仕事は?」と聞くと、「テレワーク中だから、会議出ながら来た」とのこと。
会議に出ながらお迎え?そんな器用なことができる人だったっけ?
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