夜バタバタでも大丈夫。子育てワーママの“朝のエネルギー設計術”

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こんにちは、秋山ゆかりです。
前回の記事では、"健康じゃない前提"の時間設計について、体調に波がある私がキャリアを築くための3つの工夫をお話ししました。多くの方から「具体的にやっていることを知りたい」というご質問をいただいたので、今回はより詳細に、私の実践している方法をご紹介したいと思います。
私の体調マネジメントは、大きく3つの柱で構成されています。
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休息(睡眠含む):質の高い回復時間の確保
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栄養:体を支える食事の工夫
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エネルギーコントロール:限られたエネルギーの戦略的配分
今回詳しくお話しするのは、3つ目の「エネルギーコントロール」です。
体調に波がある人にとって、エネルギーを無駄遣いせず、最も重要なことに集中して配分することは、単なる効率化を超えた「生存戦略」と言えるでしょう。
エネルギーコントロールは、朝、仕事中(日中)、帰宅後から就寝までの3つの時間帯に分けて考えています。特に朝と日中の設計を意識的に行うことで、夕方以降の怒涛の時間も乗り切れるエネルギーの土台を作っています。
私の朝ルーティン、全部見せます
「子どもが生まれたら朝型になる」とよく言われますが、私にはまったく当てはまりませんでした。今でも起床時間は6時半~7時頃、就寝は最近は9時台が多いです。朝4時や5時起きなど、私の中ではありえません。
でも、それでいいと思っています。
無理に早起きして睡眠時間を削るより、自分のペースで質の高い朝時間を設計することの方がずっと重要です。睡眠不足は体調に波がある人にとって最大の敵。まずは十分な睡眠を確保し、その上で朝の時間を有効活用する──これが私の基本スタンスです。