時間も気力も足りない日々で、私が学び続けられた理由
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勉強したいけど、できない——悩みの本質は感情ではなく設計にある
「勉強をしたい。でもやる気が出ない。気づいたら今日も何も進まなかった」
「時間がない。子どもが寝たら…と思っていても、気づけば一緒に寝落ちしてしまう」
そんなご相談をたびたびいただきます。特に仕事や育児、介護など、日々を全力で生きている方ほど、この「やる気が出ない」「時間がない」という悩みに直面しやすいように思います。
ですが、これは意志が弱いとか、計画性がないという話ではありません。むしろ、多くの人がやる気を出すために努力しすぎて、逆に疲弊してしまっているのではないでしょうか。
実は、私も長い間「やる気」と「モチベーション」を混同していました。やる気が出ないから勉強できない。モチベーションが上がらないから続かない――そう思い込んでいたんです。
でも、ある時気づきました。「やる気」は感情ではなく、スキルだということに。
感情に頼っていると、疲れている日、落ち込んでいる日、イライラしている日は、何もできなくなってしまいます。でも、「やる気」を「習慣の設計」として捉え直せば、どんな感情状態でも、淡々と続けられるようになるのです。
私自身も、仕事に育児に追われていた時期、「学びたい」という気持ちと、「もう無理かも…」という感情のあいだで揺れ続けていました。
だからこそ今日は、「どうやって私は勉強を続けてきたか」を、具体的な方法論とともにお話ししたいと思います。