このままでいいの?──キャリアの壁にぶつかったとき、やるべき3つのこと
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成果は出している。でも、どこか空虚。
最近、こんなふうに感じることはありませんか?
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「それなりに評価はされている。でも、伸びている実感がない」
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「このまま今の会社で続けて、どこに行けるんだろう」
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「新しいことに挑戦したいけど、時間も余裕もない」
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「同期や後輩が別の道で活躍しているのを見ると、焦る」
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「スキルは積み上がっているはずなのに、市場価値が見えない」
これは、30〜40代の方々からよく届く声です。そして実は、私自身も30代半ば、まったく同じ壁にぶつかっていました。
毎日必死に働いて、期待される成果も出している。上司からの評価も悪くない。でも、心のどこかで「このままでいいのかな」という小さな声が聞こえる。まるで、見えない天井に頭をぶつけているような、そんな感覚です。
実はこの感覚、あなただけではありません。日本の多くの企業で、30代後半から40代にかけて「キャリアプラトー」と呼ばれる現象が起きています。役職のポストは限られ、年功序列の壁もあり、どんなに優秀でも昇進が止まってしまう。特に大企業では、この傾向が顕著です。
でも、ここで立ち止まってしまうのはもったいない。なぜなら、この「停滞感」こそが、キャリアを大きく広げるサインかもしれないからです。