効率化の落とし穴——本当に削るべきもの、削ってはいけないもの

効率を極めるほど、気づけば「やるべきことの消化試合」に——。『ナチスのキッチン』と『仕事と人生で削っていいこと、いけないこと』を通じて、「本当に削るべきもの」と「削ってはいけないもの」を見直してみませんか?
秋山ゆかり 2025.03.27
読者限定
Amazon.co.jp

Amazon.co.jp

 戦略コンサル、グローバル企業での事業開発、エグゼクティブ養成の実務に加え、アーティスト・研究者・母の視点から発信しています。 無料記事はサポートメンバーの支えで成り立っています。共感いただけた方は、ぜひご参加ください。    

忙しさに追われる毎日。仕事に、家事に、育児に、趣味に……気づけば効率を極めようとするあまり、生活そのものが「やるべきことの消化試合」になっていませんか?

そんなときに私の価値観をひっくり返したのが、『ナチスのキッチン』(藤原辰史著)。さらに、その後の生活を見直すヒントを与えてくれたのが、『仕事と人生で削っていいこと、いけないこと』(秋田道夫著)でした。

この記事は無料で続きを読めます

続きは、4322文字あります。
  • 「効率化」が生み出すものとは?
  • 何を削っていい?何を削ってはいけない?
  • 「余白」を作る勇気
  • 「削る」ことは大事。「何を削るか」はもっと大事。

すでに登録された方はこちら

読者限定
離婚届からの逆転劇、「ありがとう」を実装した日から家庭が変わった
サポートメンバー限定
キャリアの伸びしろは「時事力」で決まる!― 情報を「掛け算」して、自分...
読者限定
いじめっ子の心に何があったのか?——『ワンダー』で親子が学んだ「もうひ...
読者限定
番外編:なぜ私は夫に離婚届を突きつけたのか?
サポートメンバー限定
大局が見える人は、何をしているのか?
読者限定
意味のある仕事をしたいのに、何かが満たされない──「やりがい」を問い直...
読者限定
「話してるのに、なぜ決まらない?」——家族を動かす15分ミーティングの...
サポートメンバー限定
「2時間おきに4年半」の寝不足生活から私を救った戦略的睡眠術