効率化の落とし穴——本当に削るべきもの、削ってはいけないもの
効率を極めるほど、気づけば「やるべきことの消化試合」に——。『ナチスのキッチン』と『仕事と人生で削っていいこと、いけないこと』を通じて、「本当に削るべきもの」と「削ってはいけないもの」を見直してみませんか?
秋山ゆかり
2025.03.27
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忙しさに追われる毎日。仕事に、家事に、育児に、趣味に……気づけば効率を極めようとするあまり、生活そのものが「やるべきことの消化試合」になっていませんか?
そんなときに私の価値観をひっくり返したのが、『ナチスのキッチン』(藤原辰史著)。さらに、その後の生活を見直すヒントを与えてくれたのが、『仕事と人生で削っていいこと、いけないこと』(秋田道夫著)でした。
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続きは、4322文字あります。
- 「効率化」が生み出すものとは?
- 何を削っていい?何を削ってはいけない?
- 「余白」を作る勇気
- 「削る」ことは大事。「何を削るか」はもっと大事。
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