「責任を取る」ということ——5つのレイヤーで考える“私の軸”のつくり方
責任とは、誰かの期待に応えることではない。自分の人生を自分で選び抜くための思考ツールです。
秋山ゆかり
2025.09.24
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はじめに——「責任を取る」という言葉の重み
「なんで私ばっかり、責任を押し付けられるんだろう」
「責任って、結局“損な役回り”のことじゃない?」
そんなふうに感じたこと、ありませんか?
でも、今週私が体験したある出来事が、そんな責任観を少しだけ変えてくれました。
詳細は控えますが、契約の範囲を超えた要求、相場に見合わない報酬、そして理不尽な扱い——下請け法に違反するレベルの対応を受けながらも、私は「責任を取る」と決めました。
その時、ふと気づいたのです。責任には、5つの異なる側面があることを。
そして、これらの責任の本質を理解することで、どんな理不尽な状況でも、自分らしく、誇りを持って対処できることを学んだのです。