「早く寝なさい」では守れない——10代の睡眠を、子どもと一緒に学び直した話

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「学校が少し荒れている背景には、子どもたちの睡眠不足もあると思います」
先生がそうおっしゃったとき、私ははっとしました。
それは、誰かを責める言葉ではなく、子どもたちを理解するための手がかりのように聞こえました。
子どもが落ち着かない。
感情のコントロールが難しい。
授業中に集中できない。
友だちとのトラブルが増える。
そうしたことを、性格やしつけや家庭の問題としてだけ見るのではなく、睡眠という身体の土台から見る。
その視点は、私にとってとてもタイムリーでした。
ちょうど、リサ・L・ルイスの『子ども睡眠不足社会』を手に取ったところだったからです。
子どもの睡眠不足は、親にとって耳の痛いテーマです。
「早く寝なさい」と言っているのに寝ない。
布団に入ったはずなのに、まだ起きている。
朝は眠そうで、なかなか起きられない。
休日になると、昼近くまで寝てしまう。
親としては、つい「生活リズムが乱れている」「本人の自覚が足りない」「スマホや動画のせいだ」と言いたくなります。
でも、この本を読みながら、私は少し考え方が変わりました。
子どもの睡眠は、親が管理するものから、子ども自身が学び、守っていくものへ変わっていく。
特に10代に入っていく時期には、その移行がとても大事なのではないかと思ったのです。
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