「夫を憎まずにすむ方法」? そんなの無理...と思って読んだら、笑って泣いた。
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朝5時、顔面に着弾した育児の現実
それは朝5時のドタバタ戦線から始まりました。
娘が放ったオムツが私の顔面にクリティカルヒット。
目の前には怒り狂う1歳児と爆睡中の夫。現実でした。
夫の耳には、ノイズキャンセリング機能が搭載されているらしく、泣き叫ぶ「ちっちー!」にも動じない。
すごい。人間じゃないかもしれない。
冷えた床をダッシュしながら、心の中で問いかけていました。
「なぜ、私はひとりで"全自動育児ロボット"になっているのか?」
そして、私の疲れも限界を迎えていました。御茶ノ水から四谷へ、その後、子どものお迎えのために中央線に乗ったはずが、気づいたら高尾。寒い!
クライアント先では、睡眠不足でエレベーターで寝てしまい、「秋山さん、どこか具合悪いんですか?」と心配される日々。 「ただの睡眠不足です」と答えながら、心の中で『これが私の現実か』と頭を抱えました。
疲れと絶望感に押し潰されそうになりながらも、ふと気づいたのは、私には家族がいるということ。 助けを求めることの大切さを、ようやく心の中で理解した。 しかし、助けを求めてもなかなか手が差し伸べられない現実がある。
それをどう乗り越えるか――その答えが、この本にありました。
それが、アメリカ人の幼馴染から紹介されたジャンシー・ダン氏の著書『How Not to Hate Your Husband After Kids(子どもが生まれても夫を憎まずにすむ方法)』でした。
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