読書ゼロ夫 × 情報ガチ妻:家庭内GitHub問題、どうする?

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こんにちは、秋山ゆかりです。
(前回の「クワガタ会議」は、家族会議の仕組みづくり編。今回はその“前提条件”、家庭内の情報格差をどう埋めたか——という裏側の話です)
今回のテーマは、「読まない夫」と「知識武装する妻」の情報格差問題。 家庭というプロジェクトで、私だけが最新版のマニュアルを握りしめ、夫は10年前の脳内OSで稼働中。そりゃ、プロジェクト進まないわけです。 この情報格差、どう埋めたらいい?ーー私は、家庭内ナレッジ共有の“OS設計”から見直すことにしました。
我が家のシステム構成:フロント vs バックエンド完全放置
私:育児・家事・キャリア・子どもの通級サポートにいたるまで、情報という名の「知的インフラ」を整備し続けるフロントエンジニア。プライベート関連で年間200冊読破、最新論文チェック、専門家フォロー——まさに知識のフルスタック構成。
夫:どちらかというと......"保守運用担当"どころか、ログも見ないバックエンド完全放置タイプ。最後に自主的に読んだ本?「そんなもの覚えてない」。
つまり、家庭というプロジェクトの初期設計段階から「情報の非対称性」が甚だしかったのです。
この状況、ヤバくないですか?片方だけが最新の育児理論、教育トレンド、健康情報を仕入れ続けていると、気づけば「知識の貧富の差」が大爆発。
結果として、一方が「なんで知らないの?💢」とイライラMAX、もう一方は「勝手に決められた😤」と反発——まさに情報格差が生む負のスパイラル無限ループでした。
👉 パートナーと「前提知識」がズレすぎて、もはや別の星の住人と感じること、ありませんか?
作戦1:神本をそっと置いたら、秒でスルー。ちょっと泣いた夜
テーブルに神本を1冊ずつ配置する“非言語アプローチ”で攻めてみました。 ・発達心理学の名著 ・夫婦関係改善のバイブル ・子育てコミュニケーションの実践書 ……結果、開かれることなくプリントの下敷きに。完全スルーです。
本って、そもそも“UIが重い”んですよね。
GitHubに勝手にプッシュして、「誰かPullしてくれるでしょ」って思ってた私が甘かった😂
👉 「そっと置いておけば伝わるはず」——そんな幻想、持ったことありませんか?
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- 作戦2:サマリー爆撃、食卓インストール失敗。心のバッファも限界だった
- 衝撃の事実:情報が"届かない"理由があった
- 大逆転!情報の"マイクロサービス化"で覚醒
- クワガタ会議でもこの技、フル活用してました
- フェーズシフト:伝わらない夜を超えて、「一緒に発見する」へ
- 家庭内「情報インフラ」の設計図
- 最後に:家族のナレッジ共有、ちゃんと設計されてますか?
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