クワガタのお別れが続いた夏——新しい命が来ても、悲しいものは悲しい
覚えていますか、我が家の「クワガタ会議」。あれから1年以上、誰も死なず、平和な日々が続いていました。ところがこの夏、お別れが次々と。会議でいろいろ決めてきた我が家にも、どうしても「議決」できないことがありました。
秋山ゆかり
2026.08.12
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あの「クワガタ会議」から、その後
「丸子は家族だもん!」
当時9歳だったムスメが泣きながらそう叫んだ「クワガタ会議」のことを、覚えている方もいらっしゃるかもしれません。
寿命が近いと思われていたノコギリクワガタの丸子を、生まれ故郷の公園に戻すのか。それとも、我が家で最後まで看取るのか。
夫は「まだ動けるうちに生まれ故郷へ戻したい」。
ムスメは「絶対に離れたくない」。
私はその間で、死に場所と埋葬場所を分けて考えようと提案する。
クワガタ一匹をめぐって、家族3人で本気で揉めました。
結局、丸子は我が家に残ることになりました。